喫茶店の経営で重要な、運営資金を考える

そこが始まり

喫茶店を開業する多くの人が「喫茶店を経営したい」あるいは「してみたい」という夢を持っていることが多いです。

そこで色々と勉強し、知識と技術を身に付けてそのための資金を貯め、開業に至ります。

喫茶店を開くことに成功した、夢が叶った、そこで終わりではないでしょう。

開業したからには経営を続けていかなくてはなりません。

そのために重要なのが「運営資金」です。

開業するためにも多額の資金が必要になりますが、経営をしていくためにもこの運営資金を考えておくことはその後のためにとても大事なこととなるので、資金の一つとして開業前に考えて用意しておくべき資金です。

毎日、毎月の出費

喫茶店の運営資金には、大きく分けて二つが上げられます。

その二つとは毎月必ず決まって支払わなければならない「固定費」と、その月の状況によって変わってくる「変動費」です。

・固定費

固定費で一番分かりやすいものとしては、喫茶店自体の利用料金、お店の賃貸料が上げられますね。

もちろん貸店舗ではなく自分で建てた所有物件なら、賃貸料は含まれません。

他には喫茶店で働くスタッフの人件費なども固定費です。

固定費は事前に「いくら必要か」分かりやすい必要経費でもありますが、同時に必要な経費であり削減が難しい場合が多いことが特徴として上げられます。

・変動費

変動費として真っ先に上げるべきものとしては、原材料費、食材などの仕入れにかかる費用です。

仕入れは固定と思われがちですが、実際に店舗を経営すると注文数、客単価、売上などのいくつかの要因によって仕入れは変わってくることが実感出来るでしょう。

これらの要因と照らし合わせ、無理なく、無駄のない仕入れをすることによって売上のアップ、経費の削減にもつながってくるので、毎日のチェックは欠かさないようにしたいものです。

また他にも、水道代や光熱費なども変動費の一つです。

変動費は毎月変化するだけに、小まめなチェックによって固定費よりも削減が可能なことが大きな特徴であると言えるでしょう。

経営のポイントは、“余裕を持つこと”にあり

これらを考えた上で、喫茶店経営を上手くいかせるにはどうしたらいいのか?

多くの経営マネジメントではまずお店の一日の収入で三日ほどの支出が賄えることが理想、と言われています。

しかしお店を開業したばかりでは暫くの間は出費が続いて赤字になることも十分予測されるので、少なくとも開業前には数ヶ月分の固定費用には余裕を持っておきたい所です。

せっかくお店を開業しても、数ヶ月で運営が回らなくなった…では大変なことになりますからね。

また開業した場所や、お店のコンセプトによっては中々この目標を達成出来ないという場合もあるでしょう。

この目標はあくまで一つの理想であり、目安だということを忘れないようにして下さい。

まずは経営を波に乗せ、無駄な出費は見直して収入を少しずつ上げていき、お店の運営資金に余裕を持つこと。

そしてその余裕をただ消費していくだけでなくお店の改装資金、販促やリサーチ、非常時の蓄えなどに回すなど、お店の更なる発展に当てることが重要です。

喫茶店を開業したら、喫茶店を開業する前に。

余裕のある資金運営を考えておくことが、長く経営を続けていけるポイントの一つなのです。

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