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コラム

貴方が開業するのは『何屋』ですか?業種と業態の違いを理解しよう!

あなたは、何の店を開業しますか?とか、
どんな店を開業しますか?という問いかけに、あなたは何と答えるでしょうか?

「パン屋」、「ケーキ屋」、そして「珈琲店」、そのような表現で、果たして十分なのでしょうか?

「パン屋」、「ケーキ屋」、そして「珈琲店」という
扱う商品に対する店の区分で表される呼び方を業種と言います。
それに対して
「コンビニ」、「ス―パー」、「ディスカウントストア」という
品物ではない区分で表現される呼び方がある。

この区分けは、ある意味店の「特徴」や「目的」による区分と言ってよいでしょう!
コンビニは便利さ、スーパーは市場(いちば)のような品揃え、そしてディスカウントストアは、値引き率や値引き額。
これらのそれぞれのビジネスとしての「目的」や「特徴」で区分けされているのだ。

品物(業種)でいうのであれば、
コンビニも、スーパーも、同じ缶コーヒーを販売している小売業である。
そして、モノが不足している時代には、
この品物での区分で表現する方が消費者に訴求するのかもしれない。

ちょっと話は違うが、
私が以前、適齢期(?)だった時に「三高」という男性を評価する区分が流行した。
これは「高収入、高学歴、高身長」という3つの「高」を備えている男性が人気があるということらしい。
ちょっと他者より
「性格が良く、かわいいだけ(すごい自己評価)」の私は、

「遊び相手としては良いが、結婚相手としてはちょっと?」

という状況だったのかもしれない(笑)。

それに対して現在は「イクメン(育児に積極的な男性)」が女性の人気らしい。
もし、ちょっと性格がよい私が今の時代適齢期であれば、モテモテだったのに・・・・。

すなわち、
異性の好みでさえ、社会情勢や流行によって変化している時代ということは、
ビジネスにおいても、それに対応していくのは当たり前である。
特に、モノが充足し、マーケットが成熟している現状では、
モノだけでは、よっぽど競合の商品より優れたものや、安価なものでなければ、
消費者には十分に訴求することはないだろう。
商品だけではなく、特徴や目的などを表現することが、
ある一定のマーケットニーズに働きかけることになるのだ。

さらに、飲食業界ではこの使い分けが頻繁に起こる。
ファーストフード、ファミリーレストラン、立ち食い、オーガニック、焼き立て、絞りたて等の
キーワードは、それだけで商品の品質を表現するものではなく、
その商品による特徴や目的をその冠につけることで、消費者の利用動機に繋げようとしているのだ。

最早、店づくりは、商品そのものだけではなく、
その店の「目的」や「特徴」が明確ではなくては、成り立たないのだ。
どんな人がどんな時に自店を利用するのかをまずイメージすることが必要なのである。

思い出して欲しい。
狂牛病の時に生き残った「焼肉屋」は、肉がなくても「焼き」で生き残った。
牛肉の輸入規制で、「牛丼屋」には「牛」はなくなったが、
その他の「丼」で生き残ったのだ。

商品が生き残ったのではなく、
店舗の「目的」や「特徴」が生き残ったのだ。
言いかえれば顧客の「利用する動機」が生き残ったのだ。

あなたの店の売り、あなたの店の特徴、
そしてあなたの店を利用するお客様の目的は明確にしていますか?
あなたが売るのはどんな商品ですか?
それともどんな「目的」や「利用動機」を売るのでしょうか?

そして、あなたは『何屋さん』を開業するのですか・・・?

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