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カフェ開業の設備はリースと購入どちらが良い?レンタルとの違いも解説

カフェを開業する際、設備投資について検討することは重要なポイントのひとつです。

特に、高額で専門的な設備をリースにするか購入にするか悩む方は少なくありません。

そこで、今回はリースの仕組みや購入、レンタルとの違い、さらにカフェ開業における設備投資の考え方について解説していきます。

カフェ開業におけるリースの仕組み

カフェの開業において、リースはよく導入されている方法のひとつ。

リースは機械や器具など、短期間ではなく、数年以上といった比較的長い期間使用するものを、契約を結んで借りるシステムです。

特に、カフェの運営ではエスプレッソマシンやオーブンなど、高額かつ専門的な設備が必要になりますが、リースを活用して初期投資を抑えながらも高品質の設備を導入したいと考える方にとってはおすすめの方法と言えます。

リース以外にはレンタル、購入などの選択肢がありますが、どの方法が最も適しているかはカフェのスタイルや経営計画によって変わってくるため、ご自身のニーズに合わせて判断することが大切です。

リースとレンタルの違い

リースとレンタルに対して似たようなイメージをお持ちの人も多いと思いますが、実際には別の意味を持ちます。

リースは、特定の期間に渡り、リース会社の資産である設備や機材を利用する契約。

一般的にリース契約は数年から十数年といった長期間となり、利用者はリース会社に月々のリース料金を支払います。

リース契約終了後には返却、もしくはリース会社によっては購入できる場合もあります。

一方、レンタルの場合は通常数日から数週間など短期間でレンタル会社の設備および機材を利用する契約です。

料金は基本的にレンタル期間に応じた料金の前払いが済んだら設備の搬入が行われ、使用後は返却して契約が終了します。

レンタルは利用できる期間が短いことから、本格的に設備を導入する前に試しみたいという場合や、一時的なイベントやプロジェクトに向いています。

そのため、設備や機材を導入する際にはリースとレンタルの違いを知り、目的に応じて使い分けましょう。

リースとレンタルの基本的な違いは以下の通りです。

リース レンタル
契約期間 中長期 短期
機材の状態 新品・中古 中古
途中解約 原則不可 可能な場合もある
所有権 リース会社 レンタル会社
契約終了後 返却、再リース、買取 返却、延長

これらの違いは一般的なリースとレンタルの違いになりますが、利用する会社やサービス内容に応じて異なる場合があるので、詳細に関しては実際の契約内容を確認するようにしましょう。


リースで揃えられる設備や備品

カフェの開業に関してリースできるアイテムには、厨房設備、機械、器具など様々なものがあり、機材だけでなく、食器や家具、ユニフォームなどの備品もリース可能です。

ただし、全ての備品をリースで賄う必要はなく、ものによってはリースよりもレンタルや購入の方が適している場合もあるでしょう。

ご自身がイメージするカフェのコンセプトやメニューなどに応じて必要な設備や備品は異なってくるので、適切な設備が導入できるよう、事前に綿密な計画を立てておくことが大切です。

ここでは、リースで揃えられる具体的な設備の一例をご紹介していきます。

また、以下のページではカフェ開業時に揃えておく備品についてさらに詳しく解説していますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

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厨房設備や調理器具

導入する厨房設備によって、提供できるメニューやドリンクの幅は大きくかわります。

しかし、費用が高額になるだけでなく、設置できるだけのスペースも必要なので、導入を検討する場合は多角的に考えることが必要です。

  • エスプレッソマシン
  • コーヒーグラインダー
  • オーブン
  • 冷蔵庫

什器や食器などの内装器材

カフェには欠かせない什器や食器はお店のコンセプトや内装と調和するものを選ぶことが大切。

お店の規模によって準備しなくてはいけない数が大きくなります。

  • テーブル
  • チェア
  • カップやプレートなどの食器
  • ショーケース
  • 音響システム
  • 観葉植物

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その他オペレーション器具

会計や注文管理に便利にしてくれる器具もリースが可能です。

スムーズなサービス提供を支えてくれます。

  • 会計用レジスター
  • ハンディターミナル
  • ユニフォーム

リースにするメリット

カフェの開業でリースをするかどうか迷った時には、メリットとデメリットを確認しておくと、より良い決断ができるようになります。

まずはリースにするメリットから見ていきましょう。

  • 設備投資を最小限に抑えられる
  • メンテナンスなどの手間がかからない
  • 節税対策ができる
  • 不要になった時は引き取ってもらえる

設備投資を最小限に抑えられる

カフェを開業する際には設備以外にも様々な費用がかかります。

特に、資金に限りがある場合にはいかに開業資金を抑えて運営するかということもカフェの経営を成功させる上では重要なポイントとなります。

ただし、資金を削りすぎて顧客に対して満足のいくサービスが提供できなければ、本末転倒になってしまいかねません。

そこで、大きな費用が必要となる設備をリースにすることで、高いクオリティは維持しつつも初期投資を抑えることが可能となります。

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メンテナンスなどの手間がかからない

カフェで毎日使用する設備は、定期的にメンテナンスを行うことも重要です。

年月が経つにつれて経年劣化や故障などで修理が必要になることも考えられますが、自分で行ったり、修理業者を手配したりするのは手間がかかるものです。

しかし、リースの場合は設備のメンテナンスや修理に関してはリース会社の責任で行ってもらえる場合が多いので、手間や費用を抑えられるのは大きなメリットと言えるでしょう。

節税対策ができる

節税対策はカフェの経営において考えておきたい重要ポイント。

適切な節税対策に取り組むことで収益を最大化し、余裕を持って経営できるようになります。

カフェを開業する際に設備をリースにすることは、節税の観点からもメリットがあります。

リース料金は一般的に月々の経費として落とせるため、課税対象額が少なくなることで税金負担が軽減されるのが特徴です。

不要になった時は引き取ってもらえる

カフェの経営で必要になる設備のうち、特に業務用オーブンや台下冷蔵庫など、大型の設備や厨房機器は、処分する際に料金がかかる場合がほとんどです。

また、処分する際にも予約を必要になるなど、引き取りまでに時間がかかってしまうこともあります。

リースの場合は、リース会社に連絡をするだけで引き取りの手配をできるので、手間を省くことが可能です。


リースにするデメリット

次に、リースにするデメリットについてご紹介します。

  • リースの審査に落ちると利用できない
  • 長期的なコストが高くつく場合がある
  • 途中解約や変更ができない

リースの審査に落ちると利用できない

リースをする場合、支払い能力があるかどうかなどの審査があるため、必ずしもリースができるとは限らない点には注意が必要です。

審査の内容は、主に過去のクレジットカードや携帯料金などの各種支払いが滞りなく行われていたかなどを調べられます。

リース会社によって審査基準は若干異なるため、一方の会社では審査に落ちてしまったものの、別の会社では合格するというケースも少なからずあります。

とはいえ、万が一希望するリース会社の審査に落ちてしまった場合にはサービスを利用することができないので、購入するなど別の方法を検討しなければなりません。

長期的なコストが高くつく場合がある

リースを活用することで月々の支払いを低く見積もることができますが、継続的に料金が発生する点を考慮すると、長期的に使用する場合には購入した方がコストを抑えられる場合もあります。

どのくらいの期間で買い替えが必要になるか、またメンテナンスなどにかかる費用など、総合的なコストを考えた上でリースが有効かどうかを検討しましょう。

途中解約や変更ができない

多くの場合、リース機器には一定の貸出期間が決められており、途中解約ができなかったり、解約する場合に解約料がかかったりすることもあります。

リース機器を導入したものの、思ったより使い勝手が悪く、違う機器に取り替えたいというケースも考えられます。

しかしリースの場合は基本的には変更ができないため、ストレスとなる可能性もあるでしょう。

機器を選ぶ際には、購入する場合と同様に事前のリサーチを入念に行い、さらに契約内容もしっかり確認しておくことが大切です。


リースを活用する際のコツ

カフェの設備には高額な機材が多く種類も豊富であることから、開業時にリースすべきか購入すべきか、悩む人は少なくありません。

メリットとデメリットの確認に加えて、以下ではリースを検討する際に押さえておくと判断基準のヒントとなるポイントをご紹介します。

  • アップデートの頻度
  • 設備の価格
  • 将来的なビジネスプラン

アップデートの頻度

カフェで使用する設備や機材は、新しい技術などによって頻繁にモデルチェンジが行われている場合があります。

新しいモデルを導入することで業務効率が上がり、質の良いメニューを提供することができるようになるなど、経営においてもプラスに働きます。

とはいえ、機材を購入し、新しいモデルが出るたびにアップデートをするのは時間もコストもかかり、あまり現実的とは言えません。

リースを利用すれば、購入に比べて新しい機材の入れ替えをしやすいので、費用対効果を高められる可能性があります。

そのため、リースか購入かを決める際には、導入を検討している設備や機材のアップデートの頻度を事前に確認した上でどちらが適しているか検討するのがおすすめです。

設備の価格

設備の価格を把握しておくことは、カフェを開業、経営するにあたり大切なポイントです。

リースをした場合の月々の料金、購入した場合の支払額に加え、メンテナンスや修理費用の予算も考慮しておくと良いでしょう。

特に、高額なものはリースを検討することで初期費用を抑えられるだけでなく、使い勝手などを試してから購入を検討することも可能です。

将来的なビジネスプラン

カフェを経営していて将来的に店舗の拡大や移転などが予想される場合、初めは問題なく運営ができていたとしても、のちに大きめの機材や、アップグレードが必要と感じる場合もあるでしょう。

設備を購入して揃えた場合は、処分をするのか中古品として売却するのかといった段取りから、新しい設備購入のための予算の確保など、様々な労力がかかります。

一方で、リースの場合は、月々の支払いであることや契約期間が決まっていることで、比較的短期的なスパンでもカフェの成長やマーケットの変化などに応じて柔軟に対応することが可能です。

反対に、開業するカフェの規模や店舗の場所を変える予定はなく、長期的に運営していきたいと考えている場合には、リースよりも購入を検討した方が良い場合もあります。

そのため、ご自身の中長期的なビジネスプランや予測できるマーケット状況などを慎重に検討することで、より納得のいく判断をすることができるでしょう。


まとめ

カフェを開業する際には事前の準備が非常に多く、時間だけでなく費用もかかります。

そのため、初期費用や運転資金の効率化を検討することで、スムーズな経営につなげることが可能。

カフェで使用する設備や機材はリースを活用することで、費用を抑えられるだけでなく、メンテナンスや修理の手間が省けるなどのメリットもあるため、大型の設備などはリースが効果的な場合があります。

ただし、ご自身のビジネスプランや導入する設備によって適した方法は異なりますので、計画をしっかりと立てた上で検討するようにしましょう。

このように、カフェを開業する上では、ビジネス的な視点もとても大切。

当校リライブは経営についても学べる学校なので、当校の公式ホームページをご一読ください。

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