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コラム

店づくりについて

前回、業種そして、業態という話しをさせて頂きましたが、
今回は、店づくりについてちょっと触れてみたいと思います。

一口に「店づくり」といっても切り口は無数にあり、その店のコンセプトや考え方によって
取り入れるものも変化すると思いますし、さまざまなセオリー〔法則〕があると思います。

今回はその中でも、店舗の基本的な形態:
オープン(開放)型、そしてクローズ(閉鎖)型についてコラムを書きたいと思います。

カフェオープン型店舗店舗のタイプを2つに分けるとすると、外から中が見えるオープン型のタイプの店舗と
外から中が見えないクローズ型のタイプの店舗に分かれると思います。

まずオープン型についてですが、最近は、街を歩き、いろいろな店を見ても、
以前よりもガラス張りの店舗が増えたような気がします。

やはり、心理学的に見ても、見えるということは、安心に繋がることだと言われていますし、
初めての人でも、入店障壁が下がるということは確実ですので、新規のお客様でも
オープン型の方が店に入りやすい状態ということになります。

しかし、同時に気軽に店から出やすいということにもなりますし、
新規客がどんどん入ってくることにより、落ち着かない状態になる傾向もあると思います。
言わば長居をすることで、売り上げが向上する業態ではなく、
どちらかと言えば、テイクアウトや前会計の店に向いているということです。

だから、ファーストフードはもとより、カフェやベーカリー等の客単価が低い店舗では、
どちらかというと、外から中が見えるオープン型の新規店舗が多い傾向になると思います。

逆に、見えないということは、不安を高める要素となり、
なかなか新規のお客様が入りにくい状況にはなりますが、
逆に出にくいという特徴を活用することにより、
居心地がよい、長居ができる店になる可能性があります。
ですので、居酒屋や漫画喫茶等の
滞在時間が長くなれば長くなるほど売上が上がるという業態には向いているということになります。

もちろん、紹介や会員制等の特殊な形態で顧客を獲得している
〔イチゲンさんお断り〕の業態でも、大体クローズ型が多いのではないかと思います。

まとめると、

【外から中が見える→入りやすい→新規客が確保しやすい→でも出やすい→長居しにくい】

【外から中が見えない→入りにくい→新規客は確保しにくい→出にくい→長居する→客単価が上がる】

基本的にはそういうセオリーが発生するということになるのです。

Barクローズ型店舗前述した、最近は外から中が見える店が増えてきているという傾向は、
やはり、新規客を奪い合うオーバーショップの状態や
景気低迷により低価格の店が増えているということかもしれません。

そして、目に付く場所にある店は、やはり立地特性を生かして、
新規の顧客が獲得しやすい、
オープン型を採用する場合が多くなっている。
言わば論理的な店づくりをしているお店が
増えてきているということでもあると思います。

特に勉強という点を考えれば、
このような視点で、いろいろな店を見てみるのも、
非常に勉強になると思いますよ!
また、店舗のレイアウトにも、さまざまな店舗で
論理的に組み立てられていると思います。
これを分析することでいろいろなことが学べるはずです。

さあ、皆さんもいろいろな店を見てその店のオーナーの考えや想いをイメージしてみましょう!

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