パン職人の適正

<パン職人の適正>
パン職人になりたい!とはいうものの、そもそもどういった人がパン職人に向いている人と言えるのでしょうか。パン職人になる為の適正条件をご紹介します。併せて、業界の今後の動向についてもご紹介します。
パン職人になりたい!そんな夢を持った人の為に、どんな人がパン職人に向いているのかについてご紹介します。適正条件を知ることこそ夢を具現化する最初の第一歩。どういった要素が求められるのか、その為にはどんな努力を要するのか、具体的に知ることはとても重要です。パン職人になりたい思いを抱いている人のみならず、職人は考えていないけれど、趣味でパンを作りたいという人にとっても有益な情報です。
①パンのことが好きな人
例えば、どんな小さな街であっても、近所で評判の美味しいパン屋ってありますよね。ふらっと立ち寄った小さなパン屋。そこで買ったパンが美味しくて驚いた、なんて経験はきっとあるのではないでしょうか。
日本のパン製造の技術はとてもレベルが高く、今やパン屋は街の至る所にある、無くてはならない存在であり、パン屋で働きたい、職人になりたいという人も多くいらっしゃいます。
パン屋を開業したいと思っているのは若い人だけでなく、例えば定年退職された方や、全く違う職種から転職して職人を目指したい、という人も沢山います。
現在の時代において、どの店も生き残りをかけて、業界自全体のレベルが高まっている中、
一体どういった人がパン職人に向いている人と言えるのでしょうか。
まずは何といってもパンが好きな人。これは外せない条件としてあげたいですね。
パン屋の仕事は朝が早い事も多く、また、仕込みや、段取りなど、実は、しっかりと計画的準備をしていく事が必要であり、また365日、24時間の殆どがパン中心の生活にどっぷり浸かる方もいらっしゃいます。
パンが好きな人、趣味で作っているだけに留まらず、本格的にパン職人になったり、
パン屋さんでの仕事に就きたい人、いつか自分の店を持ちたいという情熱を持っている人、
色々な動機はありますが、パンと接していたいという気持ちと行動力を持った人こそ、パン職人に向いていると言えるのではないでしょうか。
理由はどうであれ、ずっとパンと接していたいという熱意を持った人こそ、パン職人に向いていると言えます。
という人でなければ務まらないのは納得いきますよね。
②女性のパン職人も活躍!パン職人にはもちろん、女性でもなれます!
パン職人の適正条件として、体力に自信のある人といった条件を書いてしまうと、
男性の方ももちろんですが、女性の方は、なおさら尻込みしてしまう方もいらっしゃるかも知れませんね。
確かに、男性と比べると女性は体力面においてかなり引け目を感じてしまう事があるかもしれません。
重い袋の持ち運びがあったり、配達などを担っているお店であれば、
毎日たくさんのパンを詰めて運転をする事もあります。
以前は、肉体労働が当たり前という、パン屋の実情を知ると、
諦めてしまう女性も多かったようですが、
先にも書きましたが、体力が要求されるという側面に関しては、
現在、機械化や軽量化により、従来、人が負担していた労働時間は削減されていくなど、
飛躍的な改善がされていますし、女性でも職人になれる条件が揃ってきているのです。
適正の第一条件に挙げた、パンが好きな人という条件をクリア出来ていれば、
パンが好きという気持ちと情熱、努力をして頑張ろうという気持ちがあれば、
多少体力面に自信がなくても、パン職人になれる時代を迎えようとしているというわけです。
パン好きな女性は本当に多いですし、お客さんの多くが女性であるという現状からも、
女性がパン職人になることはとても合理的です。
女性がパン職人になるメリットは他にも存在します。
女性ならではの発想や好みは、やはり同じ女性であればこそ分かる部分ですよね。
従来あった概念を覆すようなパンが生み出せるかもしれません。
パン職人の女性が増えれば、その分、労働環境も見直されていき、
より働きやすい環境を生み出すことにも繋がっていきます。
女性だからという理由だけで、簡単に夢を諦めてしまう必要はありませんし、
リライブには女性の受講生や、就職や開業した卒業生も多くおりますので、ご安心下さい。
③まとめ
パン職人を目指していく中で、まずは、パンが好きという気持ちや情熱を持っていることが大切です。
どんな業界であっても言えることですが、職人の世界とは、実業であり、技術職の世界でもあります。
自分の店を出せたとしても、売り上げが伸びなければお店の運営が厳しくなっていってしまいますので、
事前にしっかりと売上計画等を立てて置く事が必要です。
とはいえ、覚悟と情熱さえ持っていれば、本当にやりがいを感じられる仕事とも言えます。
開業してから、お客様がどんどん増えていく様子や、
従業員が生き生きと働いている様子が見られれば、職人になって本当に良かったと
心から感じられるでしょう。パンが好き。その情熱を冷まさず、職人の道に邁進してみてください。