学校で学べるドッグカフェ開業のノウハウとは?専門スクールの講師が解説!
目次
ドッグカフェの開業は難しいと思っていませんか?
確かに学校に通っている生徒さんからも、「喫茶店やテイクアウトに比べるとハードルが高そう…」という意見を耳にします。
そこで今回は、ドッグカフェを開業するにはどのような資格・届け出が必要なのか、開業資金はいくら必要なのか、成功者が実践しているノウハウについてまとめてみました。
ドッグカフェの種類とは?
一口にドッグカフェと言ってもさまざまなスタイルがあり、中でも代表的なのが下記の4種類です。
▼ドッグカフェの一例
- お店の犬と触れ合えるドッグカフェ
- 愛犬と一緒に入店できるドッグカフェ
- ドッグラン、トリミング、しつけ教室などを併設しているカフェ
- 里親探しを目的とした保護犬カフェ
最大の違いは、飼っている愛犬と一緒に入店できるかどうか。
具体的にはどのような違いがあるのか、個別に解説していきます。
お店の犬と触れ合えるドッグカフェ
お店またはオーナー個人でペットとして飼っている犬、または一時的に預かっている保護犬とお客さまが店内で触れ合えるのが魅力。
より一般的な「猫カフェ」や近年増えてきた「うさぎカフェ」と同じスタイル、と言った方がイメージしやすいかもしれません。
看板犬を目当てに来店されるお客さまは、「ペット禁止の賃貸アパートに住んでいる」「アレルギーの家族に迷惑がかかる」などの理由から、犬好きなのにペットとして飼えない事情を抱えている方が多いようです。
お店のワンちゃんと相性が良ければ、リピーターになってくれる確率が高いという大きなアドバンテージがあります。
そのため、多くの専門学校で推奨している経営スタイルです。
愛犬と一緒に入店できるドッグカフェ
愛犬と飼い主が一緒に入店できるドッグカフェには、下記のような魅力があります。
▼メリット
- 店オリジナルの犬専用メニュー
- 愛犬家が集まるので、初対面のお客さん同士でも話が弾む
- 飼い犬の社交性アップに役立つ
- しつけや獣医選びなどの情報交換ができる
同じエリアに住む愛犬家が集まりやすいため、中には自然発生的に犬友サークルができるケースもあるほどです。
ドッグカフェ開業に必要な資格・許可・届け出の一覧
営業形態で大きく分類すると、「ペット同伴で立ち寄れるドッグカフェ」と「お店の犬と触れ合えるドッグカフェ」に分けられ、必要な資格に違いがあります。
ペット同伴で立ち寄れるドッグカフェ | お店の犬と触れ合えるドッグカフェ | |
---|---|---|
飲食店営業許可証 | 必要 | 必要 |
食品衛生責任者の資格 | 手作りメニューを提供する場合は必要 (既製品のみは不要) | 手作りメニューを提供する場合は必要 (既製品のみは不要) |
動物取扱責任者の資格 | 基本的には不要 (一時預かりは必要) | 必要 |
第一種動物取扱業の許可と届け出 | 基本的には不要 (一時預かりは必要) | 必要 |
農林水産省への届出と帳簿の備付け義務 | ペットフードをテイクアウトで提供する場合は必要 | ペットフードをテイクアウトで提供する場合は必要 |
飼い主がペットの犬と一緒に立ち寄るスタイルのドッグカフェで、動物を取り扱うための特別な資格や許可は必要ありません。
これに対し、第一種動物取扱業(看板犬の常駐や一時預かりなど)としてドッグカフェを開業するには、動物取扱責任者の資格保持者が1名以上必要です。
ではここからは、ドッグカフェを開業するために必要な資格・許可証・届け出について個別に見ていきましょう。
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飲食店営業許可証
ドッグカフェを含む全ての飲食店に必須なのが「飲食店営業許可証」です。
ここで言う飲食店とは「人」に対して飲食物を提供する店舗を指しており、お店で調理したランチなどはもちろん、コーヒーや紅茶などを淹れて提供するだけでも飲食店営業許可証が必要となります。
一方、犬のみに飲食物を提供する場合は、飲食店営業許可を申請する必要はありません。
管轄する保健所に申請を行い、受理された後に審査を経て問題がなければ許可証が発行されます。
ただし、飲食店営業許可は申請から営業許可証の交付まで1~3週間ほどかかるため、予定している開店日から逆算して早目に申請を済ませておきましょう。
ドッグカフェの飲食店営業許可申請に必要な条件
ドッグカフェとして飲食店営業許可を申請するには、下記の条件を満たしていなければなりません。
この条件は、犬に限らず猫やウサギなど全ての動物カフェに共通しています。
▼必須条件
- 店舗に1人は食品衛生責任者を配置する
- 消防署への届け出(防火責任者専任届け/防火対象設備使用開始届け/火を使用する設備等の設置届け)
- ドッグカフェの施設条件を満たしている
なお、「食品衛生責任者」と「施設条件」については後述するので、ここでは割愛します。
飲食店営業許可の必要書類・費用
ドッグカフェとして飲食店営業許可を申請する際は、下記の書類と費用を用意しておきましょう。
▼必要書類と費用
- 営業許可申請書
- 営業設備の図面
- 飲食衛生責任者設置届け
- 給水関連の図面
- 1年以内の水質検査成績書(貯水槽・井戸水を使用する場合)
- 申請手数料15,000~20,000円(各自治体によって異なる)
ちなみに、東京都では「営業許可申請書」が「飲食衛生責任者設置届け」を兼ねていますが、規定が改正される可能性もあるため最寄りの保健所で書類を調達する際に確認しておきましょう。
飲食店営業許可申請の流れ
ドッグカフェを開業する際の飲食店営業許可申請は、下記の流れで行います。
▼申請の流れ
- 保健所との事前相談(図面を持参し、問題点を指摘してもらう)
- 営業許可申請書と費用を保健所の窓口に提出し、立ち合い審査日を決める
- 施設の立ち合い審査を受ける(不合格の場合は、再審査日を設定する)
- 合格した場合は約10日後に連絡がくる
- 保健所の窓口で交付された許可証を受け取る
お問い合わせ先は、厚生労働省「保健所管轄区域案内 東京都」にてご確認ください。
食品衛生責任者の資格
前述した飲食店営業許可証を取るためには、食品衛生責任者の有資格者を最低1人は店舗に配置する必要があります。
とはいえ、食品衛生責任者の資格は、保健所等が開催する養成講習で一定の履修項目を受講すればよいので、難易度はさほど高くはありません。
▼講習の受講資格(東京都)
- 17歳以上(高校生は不可)
- 住所、勤務地、学歴、経験は不問
- 在留カードまたは特別永住者証明書を保有し、日本語が理解できる外国人
なお、下記に該当する方は講習が免除されており、保有している資格のみで食品衛生責任者と認定されます。
▼食品衛生責任者の養成講習が免除される人
- 調理師
- 栄養士
- 管理栄養士
- 製菓衛生士
- 船舶料理士
- 食鳥処理衛生管理者
- 食品衛生管理者
- 食品衛生監視員
- 食品衛生指導者、または経験者
動物取扱責任者の資格
下記のスタイルに当てはまるドッグカフェには、「動物取扱責任者の資格」が必要です。
▼動物取扱責任者の資格が必要なケース
- オーナーの愛犬を店内に常駐させている
- 里親探しを目的とした保護犬カフェ
- ペットショップやペットホテルを併設している
- トリミングが受けられる
上記のようなドッグカフェの開業を予定している場合は、最寄りの保健所に相談しながら手続きを進めた方が良いでしょう。
中には、地域特有のルールを設けている自治体もあるので注意が必要です。
なお、動物取扱責任者の資格は、次の3つの条件のうちひとつでも当てはまっていれば取得できます。
▼動物取扱責任者の資格が取得できる条件
- 第一動物取扱業の業種の仕事で、半年以上の実務歴がある(アルバイトを含む)
- 動物の生態・生理・看護などについて、1年以上教育する高等学校又は短期大学か大学の課程を修了している
- 愛玩動物飼養管理士、愛護動物取扱管理士、家庭動物管理士などの資格を持っている
上記のうち、最もクリアしやすい条件は1番の「半年以上の実務歴」でしょう。
つまり、ドッグカフェで半年以上働いた経歴があれば、アルバイト・正社員を問わず動物取扱責任者になれるのです。
ただし、動物取扱責任者として登録をした人は、初回登録時に研修を受ける必要があり、毎年実施される研修を受けなければいけません。
第一種動物取扱業の許可と届け出
下記のスタイルに当てはまるドッグカフェには、「第一種動物取扱業の許可」が必要です。
▼第一種動物取扱業の許可が必要なケース
- お店の看板犬と遊べるカフェ:第一種動物取扱業(展示)許可が必要
- しつけ教室、ペットホテル、トリミングが併設されているカフェ:第一種動物取扱業(保管)許可が必要
お店に常駐している犬は「展示」、一時的でも預かる場合は「保管」という扱いになるため、どちらも対象の許可と保健所への届け出が必要となります。
農林水産省への届出と帳簿の備付け義務
既製品、または店内で調理した犬用の食事やおやつをテイクアウトで提供する場合は、ペットフード安全法により農林水産省への「届出」と「帳簿の備付け」が義務づけられています。
帳簿の備付け(そなえつけ)とは、「一定期間、帳簿を保存する」という意味です。
いわゆるドッグカフェのように、その場で製造してペットに与えられる場合、そのペットフードは対象外となりますが、ドッグカフェ等で製造されるペットフードであっても、容器包装に入れられてテイクアウトされるものは除外されません。
一方、既製品であろうと店内で調理した食事であろうと、イートイン限定の場合は農林水産省への届出も帳簿の備付けも必要はありません。
ドッグカフェの営業・施設基準に関する規定
まず大前提として、カフェを開業するには「飲食店営業許可の施設基準」を満たす必要があります。
▼飲食店営業許可の施設基準
- 共通基準:自動販売機以外の業種が対象
- 特定基準:業種ごとに定められた基準
さらにドッグカフェの場合は衛生管理および動物愛護の観点から、上記に加えて「自治体の保健所が定めた規定」と「環境省の基準」も順守しなければなりません。
自治体によって多少の違いはありますが、ここでは代表的な6項目について解説します。
▼ドッグカフェの営業・施設基準
- 「調理場」に関する規定
- 「ペット用の食器」に関する規定
- 「手洗い場」に関する規定
- 「犬用のトイレスペース」に関する規定
- 「ドッグフード」に関する規定
- 「営業時間」に関する規定
「調理場」に関する規定
ドッグカフェの調理場に関する主な規定は、下記の2点です。
▼調理場の規定
- 「調理場」と「客席」が明確に区別できるよう、区画を設ける
- 「犬用の食べ物」と「人用の食べ物」は、調理する場所を分ける
ただし、野菜や小麦粉といった人間が食べられる食材だけを使って犬用の食事・おやつを作る際は、ほとんどの自治体で人用の調理場を使用することが認められています。
「ドッグフード」に関する規定
人間用の飲食物を作る調理場では、人間が食べられない材料が含まれているドッグフードの扱い方について、細かい規定が定められています。
▼人用の調理場で禁止されていること
- ドッグフードの「開封」
- ドッグフードの「盛り付け」
- ドッグフードの「調理」
「ペット用の食器」に関する規定
3つ目は、「犬用と人用の食器を同じ場所で洗ってはいけない」という規定です。
水場を2箇所用意するのが理想的ですが、予算や店舗スペースの関係で1箇所しか設けられないこともあるでしょう。
自治体によっては、「使い捨ての紙皿」をペット専用の食器にすることで規定を満たしていると判定されるケースもあるようです。
内装工事を行う前に、最寄りの保健所に問い合わせておきましょう。
「手洗い場」に関する規定
犬の排泄分や嘔吐物を清掃するのも、ドッグカフェで働くスタッフの大切な仕事。
とはいえ、客席スペースで愛犬が粗相をした場合、とっさに飼い主自らが対応するケースも少なくありません。
そのため、汚物の処理を行った後の手洗い場を、トイレとは別に客席フロアにも設置しておく必要があるのです。
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「犬用のトイレスペース」に関する規定
ペット用のトイレスペースには、下記のような規定が定められています。
▼犬用トイレスペースの規定
- 店内に設置するのは禁止
- 店内にトイレシートを敷くのもNG
だからと言って、屋外にトイレスペースを設置するのも考えモノです。
敷地が広く、隣家との距離が十分に確保されていたとしても、臭いや衛生面からご近所トラブルに発展しないとは言い切れません。
ドッグカフェのように動物を扱う業種だからこそ、下記のルールを守ってもらえるようお客様に周知しておきましょう。
▼推奨されているトイレルール
- 入店前にトイレを済ませてもらう
- 犬用おむつの装着
ただし、ドッグカフェのトイレに関する規定はエリアごとに異なっているのが実情です。
「最も確実な方法が知りたい!」という方は、最寄りの保健所に問い合わせてみましょう。
「営業時間」に関する規定
ドッグカフェを含む動物取扱業の営業時間は、環境省「第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令」によって下記の両方を満たすよう定められています。
▼営業時間の規定
- 1日12時間以内
- 午後8時まで
ただし、例外として下記の3項目をすべて満たしている場合に限り、午後10時までの営業が可能です。
▼午後10時まで営業できる条件
- 生後1年以上であること
- 午後8時~10時までの2時間で、休息できる設備に自由に移動できること
- 1日の展示の時間が、12時間を超えないこと
ドッグカフェの開業資金はいくら?
結論から言うと、ドッグカフェの開業資金は通常のカフェより1~2割ほど高くなるのが一般的です。
まず大前提として開業資金の総額は、店舗の規模・エリアの家賃相場・内装のグレードなどによって、大きく左右されます。
しかし、これらの条件が全く同じだったとしても、下記のような理由からドッグカフェの開業資金は割高になりがちなのです。
▼ドッグカフェの開業資金が割高な理由
- ドッグカフェOKの賃貸物件は、通常のカフェより家賃や敷金、礼金が高め
- 人用と犬用として、調理場や手洗い場が2箇所必要
- 衛生管理に消耗品や人件費がかかる(開業時に確保しておくべき運転資金が増える)
- ドッグラン、トリミング、しつけ教室などの設備費用
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ドッグカフェの利益率は?
開業資金が割高になる反面、下記のような理由からドッグカフェの利益率は通常のカフェより期待できます。
▼高い利益率が見込める理由
- 客単価が高い
- リピーターが得られやすい
- 飼い主はペット用品にお金をかける傾向がある
- マーケティングの余地が大きい
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学校で学べるドックカフェの開業・経営に関するノウハウ
最後に、専門学校で提供しているドッグカフェの開業・経営に関するノウハウについて、いくつかご紹介しましょう。
▼ドッグカフェのノウハウ
- トラブルの想定と対処法
- 犬用のメニュー開発
- 決めておくべきルールの提案
- ペットを連れていないお客様への配慮
- 付加価値を付けて他店と差別化する方法
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トラブルの想定と対処法
ドッグカフェでは、通常の飲食店とは異なるトラブルに備えておかなければなりません。
▼よくあるトラブル
- ペットが粗相をしてしまう
- ペットの抜け毛がキッチンに舞い込んでしまう
- ペットがテーブルの上やカウンターに登ってしまう
上記の通り、ドッグカフェで発生するトラブルの大半は、衛生面に関係しているのです。
専門学校では、店内を衛生的に保つために下記のような対処法を指導しています。
▼対処法
- 内装はメンテナンスのしやすさを優先する
- 犬が粗相をしても素早く掃除できるよう、耐水性が高い床材を選ぶ
- キッチンと客席フロアは、必ず扉で仕切っておく
- テーブルの上は、常にアルコール消毒して清潔に保つ
犬用のメニュー開発
オリジナルの犬用メニューは、ドッグカフェの「目玉商品」と言っても過言ではありません。
だからと言って、見た目ばかりにこだわり過ぎた盛り付けやトッピングに凝っているメニューほど、調理に時間がかかってしまいます。
入店してから食事が提供されるまでの待ち時間は、嗅覚が優れている犬にとって苦痛でしかありません。
そこでカフェの専門学校では、犬用メニューを下記の基準で開発するようアドバイスしています。
▼犬用メニュー開発のポイント
- 短時間で調理できるか
- 犬にとって危険な食材が含まれていないか
- 犬が好む味付けになっているか
- 幼犬から成犬まで、犬の年齢に対応できているか
決めておくべきルール(利用規約)の提案
来店した全てのお客様とペットが快適に過ごしてもらえるよう、必ずルールを決めて利用規約に記載しておきましょう。
▼ルールの一例
- 狂犬病やフィラリアなど、予防接種を義務付ける
- 常にリードを装着する
- 幼犬にはペット用オムツの装着を義務づける
- ペットがテーブルの上に登るのはNG
- 店内の備品や内装を壊した時の補償
- 他の犬と度々ケンカするなど、あまりに躾のできていない犬は入店を禁止する
ペットを連れていないお客様への配慮
ドックカフェだからと言って、来店されたお客さま全員が犬好きとは限りません。
犬のにおいや抜け毛で不快感を与えないよう、犬連れではないお客さま専用のスペースを確保しておきましょう。
その際、できるだけ他のお客様が同伴したペットと遭遇しないよう、入り口側に専用席を用意するのがコツです。
付加価値を付けて他店と差別化する方法
確かにドッグカフェというだけで明確なコンセプトは確立していますが、それだけで十分とは言えません。
日本ではドッグカフェが増加傾向にあるため、差別化が難しくなっているのです。
お客さまに「ドッグカフェに行くなら絶対ここ!」と思ってもらえるような付加価値を考案してみましょう。
▼ドッグカフェに付加価値をプラスする方法
- ドッグトレーナーによる躾教室
- ドッグメニューのお料理教室
- 店内で遊んでいるワンちゃんの様子をSNSにアップする
- グッズ販売
- ドッグシッターの斡旋
- アジリティーやフリスビーなど、ドッグスポーツ大会を主催する
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まとめ
今回はドッグカフェの開業・経営に役立つ情報について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
当校リライブのカフェ開業コースでは、ドッグカフェに特化したマーケティングをはじめ、犬用メニューの開発などを学んで頂けます。
ご興味のある方は、ぜひ「リライブ公式サイトのカフェコース」をご一読ください。