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カフェ開業に適したタイミングとは?専門学校の入学・辞表の提出・オープン記念日の決め方も解説

 

長年カフェ専門学校の講師をしていると、生徒さんから入学に適した時期や仕事を辞めるべきタイミングについて質問されることが多々あります。そもそも、カフェの開業準備やスキルアップの勉強は、仕事と両立できるのでしょうか?そこで今回は、「カフェ開業にまつわるタイミング」についてまとめてみました。

カフェ開業は準備すべきことが盛り沢山!それぞれのタイミングは?

開業してすぐに閉店に追い込まれるカフェと、長く安定的に運営しているカフェとでは決定的な違いがあります。

その答えは、開業前に「周到な準備」をしているかどうか。

そもそも、カフェや喫茶店を開業するには準備すべき事柄が膨大なうえ、それぞれに適切なタイミングがあるのです。

タイミング すべきこと
カフェ開業の2年前 カフェ運営に必要な業務スキルを学ぶ
経営に必要な知識を学ぶ
カフェ開業の1年前 お店のコンセプト作り
事業計画の作成
資金調達と返済の計画
セミナーや勉強会への参加
カフェ開業の半年前 物件探し
店舗デザインの考案
設備機器の選定
融資申請の準備
スタッフの採用計画
メニュー開発
メニューの価格を検討
カフェ開業の3~2カ月前 物件の契約
設計、施工会社の選定
暖房やインテリアなど、設備機器の選定
スタッフの募集と面接
融資の申請
販促計画の立案
仕入れ先の選定
カフェ開業の1カ月半前 内装工事スタート
助成金の申請準備
メインスタッフの採用と研修
店名の決定
HPやチラシの作成
カフェ開業の1カ月前 助成金の申請
資格取得と営業許可申請
仕入れ業者の決定
インテリア、食器など細かい備品の購入
カフェ開業の10日前 店舗工事終了
レセプションの開催
プレオープンの実施
オープン前の販促

中でも「業務スキル」と「経営知識」を身に付けるには、専門学校に通うか独学かにかかわらず、それ相応の準備期間が必要になります。

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社会人がカフェ開業について学ぶ方法

カフェの店長になるだけなら「フランチャイズ」や「雇われ店長」という選択肢もありますが、コンセプトや運営方針を勝手に決められないのが難点。

「オリジナルの店づくりに拘りたい!」という方なら、やはり個人経営のカフェや喫茶店の開業を目指すべきでしょう。

ここからは、社会人が個人経営のカフェや喫茶店を開業するための勉強方法について解説していきます。

▼社会人向けカフェを開業する方法

  • カフェの専門学校に通う
  • オンライン通信課程を受講する
  • カフェで働きながら独学で学ぶ

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カフェの専門学校に通う

社会人にとって最も挫折リスクが低く、なおかつ長期経営に繋がりやすいのが「専門学校のカフェ開業コース」に通う方法です。

卒業生の満足度が抜きんでて高いのは、下記のようなメリットが裏付けになっているからでしょう。

▼専門学校のカフェ開業コースに通うメリット

  • 夜間や週2回など、「社会人向けのコース」が多い
  • 実技からマーケティング手法まで、「運営スキル」がトータルで学べる
  • 店舗の選び方からメニュー開発まで、「実績を伴うノウハウ」が学べる
  • 内装から備品まで、「費用を抑えるコツ」が学べる
  • 「融資の申請に有利な事業計画の書き方」が学べる
  • 助成金や補助金など、「資金調達に役立つ情報」が得られる
  • 利益率の算出方法や座席の回転率など、「経理に必要な知識」が学べる
  • 同じ目標を持った仲間ができるので、「挫折リスク」が低い
  • 集客方法や人材の補充など、「開業後のサポート」が受けられる

一方、専門学校のカフェ開業コースに通うデメリットとしては下記の3点が挙げられます。

▼専門学校のカフェ開業コースに通うデメリット

  • 学費が通信スクールよりも割高
  • 学校が自宅や職場から遠いと挫折しやすい
  • 全ての学校に仕事と両立しやすいコースが設けられているとは限らない

特筆すべきは、開業コースに限らず「バリスタ」や「パティシエ」といったスキルアップに特化したコースでも、カフェや喫茶店のオーナーになることができるという点でしょう。

下記の条件に当てはまる人は、専門スキルだけを集中的に学ぶ短期コースを選択するのも賢い方法です。

▼スキルアップに特化したコースが向いている人

  • JBA認定バリスタライセンスなど、資格取得が目的な人
  • 店舗経営の経験がある人
  • 独学で経理を習得している人
  • 1日でも早く開業したい人

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オンライン通信課程を受講する

2つ目の方法は、オンライン通信課程を受講する方法です。

インターネットの環境が整っている方であれば誰でも受講できるため、残業の多い方や仕事のシフトが不規則な方に向いています。

▼通信課程を受講するメリット

  • 曜日や時間帯を問わず、好きなタイミングで受講できる
  • ネット環境さえあれば、場所を選ばず学べる
  • 費用が専門学校に通うよりも割安
  • 資格取得に特化している

ただし、下記のデメリットから専門学校に比べると長期経営率が低く、途中で挫折する人も珍しくありません。

▼通信課程を受講するデメリット

  • 講師に質問できるタイミングが限られている
  • 1人で学ぶスタイルなので挫折しやすい
  • 情報交換できる仲間ができない
  • 学べる範囲が限定的なので、複数のコースを受けると割高になる
  • 卒業後に十分なサポートが受けられない

カフェで働きながら独学で学ぶ

すでにカフェで働いている方なら、業務をこなしながら独立開業を目指すことも可能です。

最大のメリットは、書籍代やセミナー参加費などは別途かかるものの、専門学校や通信課程に比べると費用が格段に安く抑えられるという点でしょう。

▼独学で学ぶメリット

  • 費用が最小限で済む
  • 学びながら収入が得られる
  • 生活スタイルに合わせて学ぶタイミングが選べる
  • 接客スキルが身に付く
  • クレーム対応など、トラブルの対処法が学べる

一見、カフェの独立開業を目指す社会人にとっては理想的な勉強方法とも思えますが、下記のようなデメリットも軽視できません。

▼独学で学ぶデメリット

  • 職場のオーナーが協力してくれるとは限らない
  • 資格を取得するには、別途試験もしくは講義を受ける必要がある
  • コーヒーの淹れ方やメニュー開発に偏り過ぎて、マーケティングや経理の勉強が疎かになりがち
  • どんなに有望なエリアでも、今の職場の近くには開業し難い

開業準備や勉強は退職してから?それとも仕事と両立すべき?

当校リライブでは、多くの社会人の皆さんがカフェ開業を目指して学ばれています。

そんな生徒さんから寄せられる質問の中で特に多いのが、「退職してから準備を始めるべきか」それとも「仕事と両立すべきか?」という二者択一です。

そこでここからは、3つの視点に沿って社会人ならではの疑問にお答えします。

▼社会人の開業準備ポイント

  • 仕事を辞めてからすぐに開業するのはリスク大!
  • カフェ開業の勉強は働きながらでも可能!
  • 働きながら勉強する最良の方法は?

仕事を辞めてからすぐに開業するのはリスク大!

カフェや喫茶店を開業するには準備すべきことが山ほどありますので、「片手間より、いっそ仕事を辞めて集中した方が良いのでは?」と思われる方も多いでしょう。

しかし、準備すべき事柄が多いからこそ短期決戦は失敗の元!予期せぬリスクを回避するためにも、むしろ十分な準備期間を確保しておくべきなのです。

▼開業準備中に起こり得るトラブル

  • 店舗の明け渡しが遅れて、内装工事に取りかかれない
  • 衛生問題や火災など、ビル内の多店舗の影響で開業日が遅れる
  • 融資の審査に通らないなど、開業資金の調達がスムーズに進まない

確かに、「行政上の資格と届け出」さえクリアしていれば、調理師やバリスタなどの資格を持っていなくてもカフェを開業することは可能です。

だからと言って、仕事を辞めた直後のタイミングで開業するのはおすすめできません。

準備中に起こり得るトラブルは運営資金に直結するため、特に退職した直後に開業した方にとっては大きな痛手となってしまいます。

▼退職直後に開業するリスク

  • オープンして赤字から黒字化するまで、1年以上かかる
  • 新規顧客の集客やリピーターの確保が上手くいかない
  • 世界的な食糧需給により、仕入れ値が高騰する
  • 同じエリアに大手チェーン店がオープンする

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カフェ開業の勉強は働きながらでも可能!

同業・異業種からの独立を問わず、カフェの開業準備は働きながらでも可能です。

事実、当校リライブでは働きながら通われている社会人の生徒さんが9割以上を占めており、その根拠として下記のメリットが挙げられます。

▼働きながら準備するメリット

  • 付け焼刃ではなく、実践に通用するスキルアップが叶う
  • マーケティング戦略を深掘りできる
  • 競合店について入念にリサーチできる
  • 準備を勧めながら生活費を確保できる
  • 生活費が確保できる分、資金調達に余裕が生まれる

そもそも、業務的なスキルアップやマーケティングに関する勉強は一朝一夕では身に付きませんので、ある程度の時間をかけて段階を踏んで学ぶ方が理想的なのです。

働きながら勉強する最良の方法は?

結論から言うと、社会人が働きながらカフェの開業準備を進めるには仕事と両立させやすく、なおかつ実践的なスキルが身に付く専門学校がおすすめです。

「通信課程の方が社会人向きなのでは?」と思われる方も多いでしょうが、リタイア率の高さと開業後に受けられるサポートが限定的なのがネック。

その点、専門学校であれば平日の日中だけでなく「夜間コース」や「週1日コース」など、社会人が働きながら通えるようにカリキュラムが工夫されているうえ、卒業後の開業率も通信課程よりはるかに高いのです。

開業準備に時間的な制限がない学生ならともかく、社会的な責任を負っているサラリーマンやOLであれば、計画的かつ余裕を持って準備を進めるべきでしょう。

カフェ開業のタイミングとは?

ここからは、よく生徒さんから質問される「開業にまつわるタイミング」についてご紹介します。

▼カフェ開業に関する4つのタイミング

  • カフェの専門学校へ通い始めるべきタイミングは?
  • 「資格取得」や「届け出」を申請するタイミングは?
  • 仕事を辞めるタイミングは?
  • 開業日(オープン記念日)の決め方

カフェの専門学校へ通い始めるべきタイミングは?

カフェの専門学校は大きく「開業コース」と「スキルアップコース」に分かれており、どちらを選択してもオーナーになることは可能です。

ただし、専門学校によって多少の差はあるものの、入学すべきベストなタイミングは選択するコースによって異なります。

▼コース別のタイミング

  • 開業コース(オーナー育成コース):1~2年前
  • スキルアップコース(バリスタやパティシエなど):6ヵ月~1年

同じ開業コースでも、週1日ペースで通う場合は卒業まで2年かかり、週2日ペースで通う場合は1年で卒業できるのが一般的です。

「資格取得」や「届け出」を申請するタイミングは?

カフェを開業するには、いくつかの資格取得や行政上の届け出が義務付けられています。

下記の一覧表を参考に、適切なタイミングを逃さないよう準備しておきましょう。

資格・届け出の名称

タイミング

対象

管轄

方法

食品衛生責任者資格

開業の1~2ヵ月前

全飲食店

各都道府県の食品衛生協会

講習の受講のみ(丸1日)

食品営業許可

開業の約1ヵ月前

全飲食店

保健所

申請書、食品衛生責任者証明書、設備の配置図などを提出

防火管理者資格

開業の1~2ヵ月前

収容人数が30名以上

日本防火および防災協会

講習の受講のみ(甲種2日/乙種1日)

防火管理者選任届

開業の約1ヵ月前

収容人数が30名以上

消防署

申請書、防火管理者資格の証明書などを提出

個人事業主の開業届け出

開業してから1ヵ月以内

個人事業主

税務署

開業届出書、所得税の青色または白紙申告承認申請書などを提出

▼注意点

  • 食品衛生責任者資格:時期によっては講習が混み合うため食品衛生協会のHPでスケジュールを確認し、早めに予約する
  • 食品営業許可(飲食店営業許可申請):食品衛生責任者資格が必須なうえ店舗設備の規定が厳しいため、着工前に設計士と共に保健所に出向いて相談した方が安全
  • 防火管理者資格:店舗の面積によって講習の種類が違うため、内装の設計が完成してから予約する

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仕事を辞めるタイミングは?

カフェのオーナーとして独立開業を目指している社会人にとって、共通の悩みと言えば「どのタイミングで現職の仕事を辞めるべきか?」という点でしょう。この悩みに対して100%の正解はありませんが、会社に辞表を出すのは少なくとも開業の2~3ヵ月前まで待つべきです。同業者であろうと異業種の方であろうと、開業準備中またはオープン初期のリスクは大差ありません。前述した通り、あまりに早く会社を辞めてしまうと資金繰りに躓いたりオープン日時が延期になったりと、予期せぬトラブルに見舞われた際に慌ててしまいます。その点、仕事と両立しながら準備を進めている人は生活費が確保できている分プレッシャーが少ないため、思いがけないトラブルにも適切に対処することができるのです。

開業日(オープン記念日)の決め方

学校に通い始める時期や退職など、開業にまつわるタイミングは数多くありますが、最大の関心事と言えば「オープン記念日」ではないでしょうか。お店の誕生日とも言える開業日には、向き不向きがあるのです。

▼適している日

  • カフェの記念日に合わせる:喫茶店の日(4月13日)
  • 店舗エリアの繁忙期に合わせる:花火大会/お祭り/商業イベントなどのタイミング

一方、下記のような時期は商業的にも集客の面でも不利となるため、カフェを開業するタイミングとして相応しくありません。

▼不適切な日

  • 人通りが減少する時期:台風/梅雨
  • 消費が低迷する時期:2月/8月

なお、開業日と同じくらい重要な店舗名の決め方については、下記の記事で詳しく解説しております。

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社会人がカフェの専門学校を選ぶポイント

ここでは、カフェのオーナーを目指している社会人が専門学校を選ぶ際、基準となるポイントをピックアップしてみました。その人によって優先順位は異なるものの、少なくとも1番と2番は社会人にとっての必須条件となります。下記の7項目に自分なりの優先順位をつけたうえで、複数の学校を比較してみましょう。▼カフェの専門学校を選ぶポイント

  • 夜間や週1日など、働きながら通いやすいコースがあるか?
  • リアル店舗での実習がカリキュラムに含まれているか?
  • ムリなく通えるエリアにあるか?
  • 資格取得など、目的に合ったコースがあるか?
  • 授業料が相場とマッチしているか?
  • 費用を抑える方法など、開業の準備に役立つ情報を提供してもらえるか?
  • 開業後のサポート体制は充実しているか?

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リライブが社会人に選ばれている理由

創設20年の当校リライブは、働きながら飲食店の開業が目指せる「社会人向け専門学校」の老舗です。「王様のブランチ」や「ZIP」など、さまざまなメディアを通じてご存知の方もいらっしゃるかもしれません。特にカフェ関連は目的に合わせて選べるよう豊富なコースを設けており、未経験からスタートしている生徒さんが約8割を占めています。

▼リライブが選ばれている理由

  • 200店舗以上の開業実績
  • 全コースの卒業生に対し、90%以上の店舗継続率
  • 夜間、週末、週1日コースなど社会人向けに特化している
  • 「未経験者」と「経験者」の2コースから選べるので、クラスメイトに気おくれしなくて済む
  • 直営店舗でプロの指導が受けられる「現場研修」がカリキュラムに含まれている
  • 調理のシーンなど、講義中の動画撮影が可能
  • 集客方法からクレーム対応にいたるまで、開業後のサポート体制が充実している

ちなみに、「実技からマーケティングまで短期集中で学びたい!」という方は、最短9ヵ月の「オーナー達成コース」または最短7ヵ月の「プロ達成コース」がおすすめです。「初心者でも安心して通える専門学校を探している!」という方は、ぜひRE-LIVEのカフェコースの紹介ページをご一読ください。

まとめ

今回は、カフェ開業にまつわるタイミングについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?カフェ開業の準備やスキルアップのために、あえて仕事を辞める必要はありません。むしろ働きながら専門学校に通ったり開業準備を進めたりした方が、リスク回避に繋がるうえ資金調達にも余裕が生れます。準備すべき事柄が多いからこそ、1~2年ほどかけてじっくり準備すべきなのです。

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